アーティースト集団DISが「SSENSE」本店にて、映像3部作「XOXO, Safety Net」を発表

カナダに本拠地を置く高級オンラインセレクトショップ「SSENSE」が、NYのアーティースト集団 DISが手掛けた映像3部作を10月11日よりモントリオール本店にて上映するとのことです。

「XOXO, Safety Net」は2000年代半ばの金融危機が、ミレニアル世代のリアルな日常にもたらした政治的や経済的な影響を描いたコメンタリー映像作品。3つの短編フィルム、ティーザーキャンペーン、そして実店舗での展示があるとのこと。彼らはサイト上で教育と映像というテーマで活動すると予告していたので、そうしたテーマの作品になっているのかもしれません。

第2次世界大戦の直後、ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)は、『せっかくうまい具合に起きた危機を、利用しない手はない』と言ったとされています。今回制作された3部作は、2008年に起きたサブプライム住宅ローン危機とそれに端を発した金融危機による文化的、経済的、社会的な影響、そしてミレニアム世代が直面する不透明な経済の先行きについて考察しています。SSENSE が持つ若い顧客層と幅広いリーチを鑑みるに、私たちが歴史から学ぶべき今回の教訓を拡散するプラットフォームとして、SSENSEは理想的です

2010年に設立されたDISは、ニューヨークを拠点に、特定のサイトでの活動からオンライン全般まで、幅広いメディアやプラットフォームで活躍するクリエイティブ集団。最近では、2018年1月に立ち上げられた動画ストリーミング プラットフォーム DIS.ART で、教育の未来をエンターテインメントとして捉える作品を発表している。今回、SSENSE の依頼で制作された映像は、DIS.ARTによるリリースのシリーズ第2弾にあたる。

「XOXO, Safety Net」は、10月11日から25日まで、SSENSEモントリオール本店にて上映されるとのこと。

XOXO, Safety Net
10月11日 – 10月25日
オープニング | 10月11日 7-11 pm
SSENSE モントリオール本店
418 Rue Saint-Sulpice

https://www.ssense.com/ja-jp/locations/montreal