昨年、レーベルHIHATTから『Rubber Band EP』をリリースしたHajime Iidaの弟、SUGURU IIDAが、同じくHIHATTから今年4月にリリースしたファーストシングル。春の日差しの暖かさとまだ残る雪のひんやりとした冷たさ、どちらをも感じさせるサウンド。一貫して見守るように穏やかなリズムの響きの中に時折はっとするアクセントの瞬間が訪れ、そこには静かな緊張感や疾走感も共存している。今年のリリースはこのシングル1曲のみだったが、これからどういった作品がリリースされていくのかを楽しみにしておこうと思う。もちろん、兄のHajime Iidaの今後のリリースにも期待したい。