セカンドライフってそういえばどうなったっけと急に気になって調べてみたら、まだちゃんと存在していました。メタバースという概念が巷を賑わした一時のブームからもうずいぶん経って、日本の企業や代理店ははやばやと手を引いてしまいましたが、その世界はずっと進化をし続けていたみたいです。見比べてみると、ずいぶん高精細になった印象です。
さて、そのセカンドライフ関係で今回紹介したいのがSecond Life Bloggers Unionというグループです。今の所、205人のメンバーが所属しており、セカンドライフで作り出したアートを発表しているみたいです。
覗いてみたら、ゴシックとファンタジーとファッションとエロが融合されたような、独特の世界観が作り上げられていてびっくりしました。ざっと投稿されているイメージを紹介しますね。
これは単なる勘ですが、VRが普及したらふたたびメタバース的な手法は息を吹き返すのではないでしょうか。そのときセカンドライフが再び主役に躍り出るかどうかはわかりませんが。
最後に、かなり前の作品ですがアーティストJon Rafmanによる作品「Kool-Aid Man in Second Life」というセカンドライフをコミカルなアバターで延々と旅していく作品を貼っておきます。こちらのビデオはセカンドライフ内でアーティストにインタビューを行っている映像のよう。
以下はJon Rafmanによるプロモビデオ。後半はかなり怪しいとろにまで突っ込んでいきます。閲覧注意です。自分はセカンドライフの操作性があまり好きになれなくて早々と離脱してしまったのですが、こんなディープな遊び方があったとは知りませんでした。
http://koolaidmaninsecondlife.com/secondlife_tour_promo.mov
セカンドライフは今でも無料で楽しめますし、ひさしぶりに仮想世界への冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Related Posts
- 「流れのパターン / Patterns of Flow」展について −川野洋の探究心を再び−
-
2023 NFT Scene Highlights (Part2)
Events and Works Surrounding NFTs: Timeline (365) -
2023 NFT Scene Highlights (Part 1)
NFTをめぐる出来事と作品、2023年のハイライト - 草野絵美が、Bright Momentsと共にAIアートコレクション「Techno-Animism」で世界ツアーを展開
- NYを拠点に活動する日本人アーティストKaryn Nakamuraが個展「noise pile」を開催。