ベルリンと東京を拠点に活動するミームレーベル、e6849bがハックするブランドという記号


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e6849bはベルリンと東京を拠点に活動するミームレーベル。そのネーミングである文字コードが象徴するように、私たちのファッションの文化が織りなしてきた文化的なコードを転換するような実践を行っている。

例えば、Amazon Fashion Week TOKYOのメイン会場となった渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズ付近で、路上生活者をモデルに起用したゲリラショーを開催したり、広告を掲載しない真っ白な大型アドトラックを走らせたりと、それらはこの都市を覆う既成の文化を真っ向から挑発する実験的な内容である。

また、購入者自身のアイテムにリブランディングを施す往復配送サービス “Ark” を展開。公式サイトで購入手続きを済ませた後、送られてきたパッケージにTシャツ等のアイテムを入れて指定住所に郵送すると、ロゴやシンボルが黒塗りされ、タグが64桁のハッシュ値に貼り替えられたアイテムが返送される仕組みとなっている。

ロゴを黒塗りにするという洋服におけるブランド性をリコンストラクションする試みに加え、Instagramでは路面店のロゴや、町中の広告が消去された映像を投稿している。これらは、この都市を埋め尽くす企業やブランドが作り出してきた文化的な記号を、余白へと戻してやることで、そこにもともと存在していた領域を露わにする試みであると言えるだろう。彼らが「自らのアルゴリズムを取り戻す」と表現するように、その余白には想像力を刺激する豊かさが感じとれる。

http://e6849b.com
https://www.instagram.com/e6849b/