2016-Sep-2739 Shares 

セカンドライフの現在。Second Life Bloggers Unionに集められた仮想世界のユートピアアート。

セカンドライフってそういえばどうなったっけと急に気になって調べてみたら、まだちゃんと存在していました。メタバースという概念が巷を賑わした一時のブームからもうずいぶん経って、日本の企業や代理店ははやばやと手を引いてしまいましたが、その世界はずっと進化をし続けていたみたいです。見比べてみると、ずいぶん高精細になった印象です。

さて、そのセカンドライフ関係で今回紹介したいのがSecond Life Bloggers Unionというグループです。今の所、205人のメンバーが所属しており、セカンドライフで作り出したアートを発表しているみたいです。

覗いてみたら、ゴシックとファンタジーとファッションとエロが融合されたような、独特の世界観が作り上げられていてびっくりしました。ざっと投稿されているイメージを紹介しますね。

Sixty'16_full

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LOOKS NO. 390: DEAD END ROAD

♥ Fechando o Verão ♥

I'll be back on my feet again...soon

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LOTD 506

Garden of mind

FiftyEight'16_full

A lovely friend is always a good company

What did they know?

これは単なる勘ですが、VRが普及したらふたたびメタバース的な手法は息を吹き返すのではないでしょうか。そのときセカンドライフが再び主役に躍り出るかどうかはわかりませんが。

最後に、かなり前の作品ですがアーティストJon Rafmanによる作品「Kool-Aid Man in Second Life」というセカンドライフをコミカルなアバターで延々と旅していく作品を貼っておきます。こちらのビデオはセカンドライフ内でアーティストにインタビューを行っている映像のよう。

以下はJon Rafmanによるプロモビデオ。後半はかなり怪しいとろにまで突っ込んでいきます。閲覧注意です。自分はセカンドライフの操作性があまり好きになれなくて早々と離脱してしまったのですが、こんなディープな遊び方があったとは知りませんでした。

http://koolaidmaninsecondlife.com/secondlife_tour_promo.mov

セカンドライフは今でも無料で楽しめますし、ひさしぶりに仮想世界への冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2016-Sep-160 Shares 

X会とパープルーム。ふたつの運動体がいわき市で見せる、過去と現在のシンクロ二シティ。

明日(9月17日)より、福島県いわき市のもりたか屋にて『X会とパープルーム』と題された展覧会が開催されます。

「X会」というのは、いわき市に75年前まで存在していた旧制磐城中学校の学生を中心に活動した美術サークル。コラージュの大家である洋画家の若松光一郎が所属したことで知られている。太平洋戦争の余波ですでに自然消滅したというその過去の運動に、パープルームの現在の姿を重ね合わせ、時を超えたシンクロニシティを引き起こそうというのが今回の展示の見どころ。

ちなみに本展示は、福島県いわき市平地区をツアー形式で巡ぐる芸術祭「カオス*ラウンジ新芸術祭」の一部として行われる。貴重なこの機会にいわきを訪れてみてはいかがでしょうか。

『X会』が太平洋戦争の余波で自然消滅してから75年が経ち、いわきでも『X会』の名は風化していきつつある。そんな局面で『X会』の舞台だった福島県いわき市の平に『X会』の設立からちょうど100年後の2013年に結成された『パープルーム』が召喚されたのは単なる偶然なのだろうか?

『パープルーム』と『X会』は活動の地域や形態の違いこそあれ似ているところがあるように思われる。自主独立の学生によって運営された『X会』、民間の私塾の形態をとる『パープルーム予備校』、それはともにオルタナティブな姿勢と言えるし、様々なクラスタを有しているという共通点がある。
『パープルーム』が『X会』の未知数「X」にパープルームの「P」を代入し『X会とパープルーム』として75年ぶりに、いわきの平に姿を表すことは必然だと思える。

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若松光一郎/Composition 30.8.82/1983/h194×w390(3点組)/墨、カゼイン、和紙/個人蔵

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坂本 夏子/夏(犬と坂道)/2014/h194.0xw162.0 cm/キャンバスに油彩/©Natsuko Sakamoto, Courtesy of ARATANIURANO/Photo by Ichiro Mishima

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リスカちゃん&パープルーム/パープルーム関連画像からリスカちゃんが生成して結晶化したもの『Parplume Art Fair』より

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梅津庸一/智・感・情・A/2012-2014/パネルに油彩/h.180.6xw.99.8cm each(四点組のうち三点)/パネルに油彩

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坂本夏子&梅津 庸一/開戦/2014-2015/h116.7xw182.2cm (2pieces)/キャンバスに油彩/©Natsuko Sakamoto & Yoichi Umetsu, Courtesy of ARATANIURANO/Photo by Fuyumi Murata

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フナイタケヒコ/UNTITLED B-1/1975/真鍮、木

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『パープルタウンにおいでよ』展示風景/パープルーム予備校/Photo by Fuyumi Murata

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智輝/「薬」/2016.8.31/紙にアクリル/h20.8×w13.2cm

出展作家:坂本夏子/福士千裕/百頭たけし/KOURYOU/鋤柄ふくみ/フナイタケヒコ/高橋大輔/飯田 jennifer 桃子/山本悠/花粉になった野方の空白/urauny/リスカちゃん/新井夏菜/qp/若松光一郎(特別出品) パープルーム予備校:安藤裕美/アラン/あま/智輝/梅津庸一

会場:もりたか屋2階〈福島県いわき市平三町目34番地〉
開催期間:2016年9月17日(土) − 10月10日(月) ※土日祝日のみオープン
開催時間:11:00−19:00
観覧料:1,000円(高校生以下は無料)
http://www.parplume.jp/tennji/tokusetu201609.html

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2016-Sep-1231 Shares 

DIS Magazineキュレーションによるベルリン・ビエンナーレの楽しみ方。あるいはオンライン・ラディカリズムの実空間への移植は成功したか②

ベルリン・ビエンナーレについての原稿、第2回目です。

さて今回はビエンナーレについて、少し率直な感想について書いてみたいと思います。実はベルリンに在住している友人たちにビエンナーレの感想について聞いてみたのですが、そもそも関心がないか、あまりよい感想は持っていないようでした。以前のビエンナーレに比べてパワーが感じられないと言っている人もいました。

ぶっちゃけて書いてしまうと、そう言いたくなる気持ちもわかる気がしました。

ビエンナーレに訪れるのは初めてなのですが、ベルリン・ビエンナーレ自体は今回で9回目の開催になります。1996年に発足なので、したがって20年の歴史があることになります。その20年の間に、現代美術はその規模を拡大し、もっとも投機的な市場と呼ばれるまでになりました。DIS Magazineは今回のテーマとして、「パラドックス」というキーワードを挙げていますが、こうしたアート領域の経済化もそのひとつに数えられるにちがいありません。

ベルリンは自由都市の呼び名にふさわしく、左翼的な考え方が強いことで有名ですが、こうしたグローバル経済のパワーを押しとどめようという意識がとても強く存在しています。それはこの街の特性、多様な文化を認める寛容の精神や、低コストで生活できる住環境の良さなどに由来しています。いつでも大きな潮流に飲み込まれず、カウンター的な存在であり続けているのも、この街の特色のひとつなのです。街に遺伝子レべルで刻まれたそうした性質は、ベルリン・ビエンナーレのベースに常に存在していたということができると思います。

そのような文脈のなかでDIS Magazineの起用は、非常に理解できるものでありましたが、また同時に、このベルリンの空気感の中で鑑賞する展示は、そのような文脈から切り離されたところに存在しているもののように感じました。

Canadian Art誌によるインタビューで、インタビューアーのTess EdmonsonはDISのキュレーターたちに次のように聞いています。

「(会場が)Auguststrasseから離れることは、明らかに安い家賃、芸術的な自由、まだ使われていない都市空間、そして初期のベルリンビエンナーレが定義したもの、けれどたぶん真実ではないか、少なくともかつてほどではなくなった神話のようなものへのノスタルジーを拒絶しようとする意図が読み取れます。」

この質問に対してDISは、自分たちはそこから始めなくてはならなかったといような答えを返しています。つまり会場構成において、DISのキュレーターたちはこれまでのベルリンの文脈から距離を置くことを明確に意図していたということです。

ベルリンの自由都市的な風土が神話かどうかはさておき、NYからやってきたDISの現状を批判しない姿勢は明確で、作品そのものからダイレクトに伝わる衝撃が薄いのは、こうした複雑な現実をそのままの姿で見せようという姿勢に由来しているように思います。その代わりに彼らは現在の複雑さを示すために「パラドックス」という概念を採用しました。それは作品群の背後にあって確かに見えにくいですが、DISの現実の複雑性へ挑む知的で洗練された手つきのように感じます。

つまりそれは、モノそのものより、現実の複雑性が産み出したモノの背後にあるさまざまな奇妙な事態(つまりパラドックス)にこそ現在において検証すべき可能性があるということなのです。

さて、最後にひとつだけ作品をあげておきます。アムステルダム在住のKatja Novitskovaという、ポストインターネットを代表するアーティストでもある作家の作品「Expansion Curves (fire worship, purple horns)」です。

彼女は企業などの作り出しているイメージを引用したような彫刻を発表してきたアーティストなのですが、最近の作品はハリボテのようなぺらぺらのオブジェクトになってきています。写真に撮ると逆に伝わらないかもしれませんが、その造形は完全に消失してしまっており、ただの板のようなものなのです。立体であるのに正面からしか見ることのできない彫刻。それを堂々と展示してしまうということは、現代のメディア状況の以前では絶対にありえない出来事だったと思います。

スクリーンという存在の広範囲な進出により、わたしたちは現実と現実のイメージというふたつの世界にどっぷりと暮らすようになりました。そしてついにスクリーンの中にしか存在しなかった、平面的な事物が現実に進出してきた。わたしたちはそうした現実を受け入れるようになったということなのです。

以前、彼女の同手法の作品に関して、ライターでキュレーターのBrian Droitcourが「THE PERILS OF POST-INTERNET ART」というオンライン上の原稿で、ポストインターネット・アートへの批判を展開していました。

水野勝仁さんがMASSAGEの連載で引いていたものの孫引きで申し訳ないのですが…

「ポストインターネット・アートは、洗濯洗剤がコマーシャルでよく見えるようにブラウザでよく見える。洗濯洗剤がコインランドリーでは魅力的ではないように、ポストインターネット・アートもギャラリーでは輝いていない。作品のまわりを周りながら観るのは退屈である。それは実のところ彫刻ではない。空間を活性化しない。ポストインターネット・アートの作品はしばしばその正面がカメラのレンズに向けて整えられている。」

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彫刻の体験としては実際にチープなのですから、Brianの主張にも同意できるところはあります。それはそうなのですが、それを言ってしまうのはあまりにまっとうな批判過ぎてつまらない。むしろその批判自体、あきらかに彼女の作品の中に構造的に組み込まれています。現実の方が虚構より劣って見えること。それは彼の批判とは逆に、現実と虚構の間にある階級差を反転してしまうという、彼女の作品の持つラディカルな可能性にほかなりません。またそれこそDISの言わんとする「偽装された現実」であるのです。

DIS Magazineの「現在」における試みは、あたらしい事態を描写してみせることなのだから、そういう視点で見るとこの作品はとてもわかりやすい。だから、これこそがもっとも象徴的な作品だなと思うわけです。

気が向いたらまた続きも書いてみたいと思います。

2016-Sep-0911 Shares 

アフリカのアーティスト集団〈NON〉とメキシコのコレクティブ・レーベル〈N.A.A.F.I.〉がジョイント。ブルックリンのEMBACIの作品をフリーDLにて公開。

アフリカのディアスポラのアーティスト集団〈NON〉とメキシコのコレクティブ・レーベル〈N.A.A.F.I.〉が意外なコラボレーションを行いました。ブルックリンのシンガーソングライターのEMBACIの作品を共同で公開。SoundcloudのページからフリーDL可能です。〈N.A.A.F.I.〉からはLAOやOMAAR、〈NON〉からはCHINO AMOBI、MYA GOMEZなど、多数のプロデューサーが参加して、透明感のあるシルキーなヴォーカルを持つ彼女の世界観をさまざまに料理しています。

この音源は、ニューヨークのRed Bull Studioで今年はじめに行われたセッションの録音のよう。特別なレーベルの特別なジョイント。こういう実験的な試み、ほかのいろいろなレーベルでも見てみたいですね。

2016-Sep-0714 Shares 

バーミンガムの〈Noumenal Loom〉より、レーベルコンピレーションの第二弾「Compilation Two」がプレオーダー中。日本からはMetomeや$egaなどが参加。

Holly Waxwingによって運営されるバーミンガムの〈Noumenal Loom〉より、レーベルコンピレーションの第二弾がプレオーダー中。現在EATQSによる楽曲が視聴可能で、日本からもMetomeや$egaなど何人かのアーティストが参加しているようです。“カセット・アンビエント”、“オンライン・ニューエイジ”といわれるシーンの中心レーベルと言われていた〈Noumenal Loom〉が、2016年どのような視野で今を見ているのか、とても気になります。発売が楽しみですね。

https://noumenalloom.bandcamp.com/album/compilation-two

2016-Sep-064 Shares 

Mykki Blancoのデビューソロアルバム「Mykki」より、「Loner」MVが公開。社会における出会いと孤立の選択の物語。

Mykki Blancoのソロアルバム「Mykki」のリリースが近づいてきましたね。〈!K7 Records〉より発売日は9月16日。先行してリリースされたシングル「Loner」のMVが公開されました。

Oliver Davidが監督したこの実験的なミュージックビデオは、4つのティザー映像からなるシリーズの最初のもので、社会における出会いを抽象化した物語になっているそう。疎外感を認めながら、積極的に孤立することを選んだ人物像を描いている。

これまではミックステープなどではリリースがあったようなのですが、意外にも本作がデビュー作。かつて女装したBlancoがラップしながらNYを練り歩く「Haze Boogie Life」のビデオをはじめて見たときには度肝を抜かれました。トランスジェンダーを公言した彼の姿勢からクイアラップなどと呼ばれたりしましたが、先日発表されたビデオを確認する限り、これまでの表現をより深化させ、全く新しい世界を作り出しているようです。セクシャルな不安と、怪しさを感じさせるその雰囲気には、どこかarcaのような感性すら連想させます。アルバムが待ち遠しいですね。

http://mykkiblancoworld.com

2016-Sep-0138 Shares 

ネットに漂ういまだ名前の付いていない表現を集めたコンピ「very gois #02」。ナイスショップスーによるセルフレビュー

ネットに漂ういまだ名前の付いていない表現を紹介する、ナイスショップスー「very gois」の第二弾「very gois #02」が早くも再発。フォーマットはマイクロSD。親切にも、カードリーダー付きです。

今回のvery goisには音楽だけでなく、ちっちゃなメモリの中にムービーやPDFなども付いてきます。ナイスショップスーの独特のセンスは、音やビジュアル、映像の中にもバッチリ封入されていて、デジタルならではのZineが進化した新しいメディア表現のように感じました。

今回の参加者のライナップがとても気になってナイスショップスーさんに問い合わせてみたところ、セルフレビューを書いていただけることになりました。正体不明っぽいアーティストが多いなか、少しでも背景を感じられる情報はとても貴重。ぜひチェックしてみてくださいね。

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1. Live Set Preview – XYZ

デンマークのMads Lund Kolding とMathias Bredholtによるサウンドプロジェクト。サウンドクラウドに数年前からアップしていた一曲しか聞いたことなかったんですが、それがめちゃくちゃよくて声をかけてみたら、ちょうど連絡してすぐにデンマークの新レーベル〈Waa Industry〉からLPを発表。その後楽曲を提供していただいた直後にアカウントが消えたのですが、最近また復活したようです。以前にはBandcampでいろんな作品を公開していたそうで、以前からファンだというRin Yabaが過去作XYZ – Rotation ServiceをこっそりYouTubeにアップしてくれています。

2. floss (dr. dre is an idiot) – b o y m o o n

カリフォルニアの非営利ラジオ局KDVS Recordingsを母体に2011年に設立されたインターネットアートポッセ兼テープレーベル〈Brad Grammar〉のメンバーであるsriことArjun Ram SrivatsaとG.S. Sultan(Gorgeous Suntan)ことRoy Wernerによる音楽ユニット。
2012年・2013年に自身の運営するレーベルからアルバムをリリース後作品の発表がなかったのですが、今作のためにユーモア満載の未発表曲をご提供いただきました。

3. sink – H. TAKAHASHI

2015年から海外のカセットレーベルを中心に、美しい音の連なりで様々な感情を揺さぶる素晴らしいアンビエント作品を発表する日本人作曲家。やけのはら率いるアンビエントユニットUNKNOWN MEの一員。作曲家としてだけでなく最小限の機能のみを採用した無機質な建築作品のデザインする建築家としても活動していて、自身でデザインした自分の部屋が海外のデザインメディアdesignboomに掲載されるなど多方面で注目されています。現在は自身でデザインしたマイホームの建築を計画中だそうです。

4. yma0203 – yma

自身の声をベースに構成された生々しく奇妙な美しい音楽を制作する女性音楽家。どういう経緯で発見したか覚えてないんですが、数か月前にサウンドクラウドで彼女のアカウントを見つけたときはまだフォロワー10人くらいだった気がします。数曲提供していただいた楽曲がどれも素晴らしくて、今後彼女のソロアルバムをリリース予定です!

5. 2500 Spite House – Sean Seaton

アメリカ・ボルチモアの音楽家。今年〈DEEPWHITESOUND〉からリリースされたアルバムがすごくよくて声をかけました。おそらくDuncan Mooreが運営する本気なのか悪ふざけなのかすらよくわからない自由で刺激的なさまざまな表現を出版するARs周辺のアーティスト。適当にパソコン触ってるだけの全然ライブ感がないライブ映像SEAN SEATON @ The Crown 04.08.2016がかっこいい。

6. Field Scan – Matthew P. Hopkins

独創的で自由なミュージックコンクレート・即興エレクトロニクス・テクノなどのサウンド作品、絵画・ドローイング、造形、映像作品など過去10年間様々な形式で作品を発表し続けているオーストラリアの芸術家。収録曲は結構ダークな雰囲気なんですが、過去にはBELLY SPEAKER (excerpt)のような映像作品も発表されていて、めっちゃよくないですか笑。こういう作品も作る方の曲だっておもうと、より面白く聞こえてくると思います。

7. nakahechi – standard grey

奈良在住のカナダ人アーティスト兼美術評論家兼英会話教室の先生。彼のように日本で英語を教えて生計を立てながら自分の好きな創作を行う外国人ってたくさんいると思うし、こういう方たちと趣味を共有しながらたのしく英語を学べたら最高だなって思うので、定期的に英会話教室みたいなイベントを企画したいななんてことを計画中です。

8. minuet du – G.S. Sultan

Brad Grammarの一員で2曲目のb o y m o o nのメンバーでもあるRoy Wernerによる音楽プロジェクト。近年は〈Orange Milk Records〉、〈Umor Rex〉、〈NADA〉といったインターネットで注目されている音楽レーベルから作品を発表していて、今月には〈Phinery〉から初のLPをリリースとのこと。来年には日本ツアーを計画中だそうで、どうにか実現させたい!

9. 009 – xPhone tweeted hatena

YouTubeで発見したxPhone tweeted hatena – 005に感動して調べてみたらtoiret statusとしても知られるビートメーカーIsamu Yorichikaのプロジェクトでびっくり。現実の映像と環境音にデジタル音を融合したリアルとオンラインが絶妙に合わさる仮想空間的サウンド作品をYouTubeとインスタグラムを中心に発表しています。

https://www.instagram.com/x_t_h/

10. rib teacher – /f

正体不明の謎すぎる音楽レーベルPsalmus Diuersaeの中心人物?Perry Trollope (aka, Susan Balmar, Warm Thighs)による音楽プロジェクト。YouTubeで見つけたStuffed Pianoがすごくて、本人にこれはあなたですか?って聞いてみたらこういう雰囲気の大作を提供いただけました。ちなみに収録曲は、ぬいぐるみじゃなくて金属ボウルとピアノを使った演奏とのこと。

11. 0704 – network glass

既存の音楽を分解し大胆に無音を挟んで得体のしれない新しい音楽を制作するdie Reiheが運営する〈Bánh Mì Verlag〉から2014年にリリースされたカセット作以降気になっていたアメリカ・ボルチモアの実験音楽家。微生物がうごめいているかのような電子ノイズ、展開の読めない奇妙な構成、少ない音数だけど全然あきない不思議な音楽です。

12. Untitled track – Eric Frye

ミニマムな電子音をユニークに構成した独創的な音楽を制作するミネアポリスのアーテイスト。新旧問わず刺激的な実験音楽を紹介するラジオ番組Splice-Free Radioや、アーティストや思想家の音と文章による作品を発表するデジタル伝送空間Ptyxを設立するなど自身の作品以外にもさまざまな素晴らしい表現を紹介する姿勢も興味深い。収録曲は近々〈Sympathy Limited〉からリリースされる最新作に収録予定の楽曲です。

13. Cam Ranh – Christian Mirande

No IntentionことAllen Mozekが運営する独創的すぎる実験音楽レーベルVitrineから今年リリースされた生活音とデジタル・電子音が不思議に調和するThracian Summerが素晴らしかったアメリカ・ペンシルベニアの音楽家。雑音のような物音のような、普通に生活していて聞き覚えのあるような音がなぜか魅力的に聞こえる不思議な音楽作品を制作しています。最近同じくペンシルベニアを拠点に活動するSlow Tongued BeautyことRyan Scott Kerrと新たに〈Benthic Trawl〉という音楽レーベルを開始したそうです。

14. seaclet track – no artists

近くの銀行のATMの操作音が異様に大きくて妙な違和感を覚えていたので一般的な給料日の某月25日に録音した音源です。ありがとうございました。

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Very Gois #02 – ナ イ ス シ ョ ッ プ ス ー
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Very Gois #02 Track List 1. Live Set Preview – XYZ 2. floss (dr. dre is an idiot) – b o y m o o n 3. sink – H TAKAHASHI 4. yma0203 – yma 5. 2500 Spite House – Sean Seaton

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