奇才BALAM ACABの新作「&&&heartsss;;;」がname your priceにて公開。多幸感あふれる強烈に美しい作品。

TRI ANGLEレーベルオーナーでペンシルヴァニアのプロデューサーAlec Kooneのプロジェクト、BALAM ACABの新曲「&&&heartsss;;;」が本日公開になりました。一曲だけですけど。 ロマンチックなカバージャケットです。BALAM ACABの暗い恍惚感というか、洞窟の奥から聴こえてくるようなその独自の音響は息を潜めていますが、強烈な美しさはそのままに、きら…

Thvndermag、FELT、cloaque。コラボレーション、キューレーション、メディア的活動が混在するオンラインならではの面白い場所。

オンラインマガジンは星の数ほどありますが、今日はインターネットぽい表現を紹介している際立ったものを幾つか紹介してみたいと思います。 ひとつ目は「Thvndermag」。スペイン語なのでスペイン語圏なのでしょうか。MASSAGE 9でもインタビューさせてもらったO FLUXOがスペインではとても有名ですが、前に紹介したShallowwwもマドリッドを拠点にしていたり、スペインにはインターネットの文化…

フリーカルチャーとT.A.Zを実践する「テクニバル」。スパイラル・トライブとの歴史、そしてテクニバルJPNについて

本日公開したYAYA23のインタビューの補足として、初めての方に向けて、もうすこし詳しくテクニバルについて紐解いておきたいと思います。 インタビュー記事はこちら http://themassage.jp/yaya23/ 「テクニバル」はテクノとフェスティバルを融合して造られた造語。いわゆる野外レイブのようなものです。しかしその内容はふつうのレイブとはぜんぜん違う。たとばテクニバルには、一般的にオー…

突然の新作です。VaporwaveのオリジネーターVektroidが、3つの新作をドロップ

突然の新作です。8月1日にSiddiqをフィーチャーした新しいアルバムの発売がアナウンスされていたVaporwaveのオリジネーターVektroidですが、先ほど新作が3つもドロップされました。ずいぶん急ですよね。突然でしかも大量。驚かせてくれますね。 RE•SET by Vektroid Vektroid “RE•SET” 暗い深海をさまようような、実験的アンビエント。粒感のあるグリッチノイズは…

Anders HoffのジェネレイティブなTwitter bot、そしてセル・オートマトンとL-systemについて

このTwitter botがなかなかよいのです。2時間に一回、アルゴリズムで生成されたアートがTwitterに流れてくるというものなのですが、モノクロだからか禅の掛け軸を見ているような、あるいは盆栽アートを見ているような渋い気分になります。このbotを作ったのはAnders Hoffという研究者/アーティスト。コードはGithubで公開されています。 Twitter bot https://twi…

〈PC Music〉の設立者、A. G. Cookの久しぶりの新曲“Superstar”。フリーDLで公開中

お、A. G. Cookの新曲が来ましたよ。とても久しぶりな気がします。A. G. Cook自身のボーカルに、ピアノのメロディが印象的なエモーショナルな楽曲。フリーDLです。加えて、FacebookにTwitterにInstagramと専用のアカウントができていました。これから何かが始まるんでしょうかね。 A. G. Cookはレーベル〈PC Music〉の設立者。その先進的なヴィジュアルイメージ…

マルチすぎる鬼才Tristan Whitehillが運営するレーベル〈Squiggle Dot〉。その雑食的ラディカルさについて

ちょっと多すぎて今世界にどのくらいのレーベルがあるのか、全く見当もつきません。気付いた端から追いかけていっても、それ以上の速さで増えているのではないか?と勘ぐってしまいたくなるほどです。先日は〈Software〉の終了が明らかになって、ちょっとショックでしたが、世界を見渡すとおもしろい作品をリリースしているレーベルは星の数ほどあります。こうやって日夜探っていると、生態学の研究をしているような気持ち…

[R.I.P.]Oneohtrix Point Neverとして知られるDaniel Lopatinが主宰するレーベル〈Software Recording〉の活動が終了。 🙏

ありゃ。ちょっとショックなニュースが飛び込んできました。レーベル〈Software Recording〉のホームページのトップに意味ありげなBob Weirの言葉の引用が掲載されていて、何かと思ったらどうもショップがクローズするようです。主宰は今や世界的に注目を集めるアーティストOneohtrix Point Neverとして知られるDaniel Lopatinですが、レーベル活動はその役割を終え…

Baconより夏を感じさせるstrawberrysexの最新ミックスが到着。

夏が来ました!こんな季節に聴いたら良い感じの、涼しい音源が次々と届き始めましたね。久しぶりにBaconより最新ミックスです。もはや説明はいらないと思うのですが、いちおう言っておくとBaconとはオンライン上で活動する匿名の集団で、いろいろなものをリブログしたりリリースしたりしている人たちです。SOBOでの展示をすこしだけ紹介したこともありましたね。 http://themassage.jp/exi…

Nozomu Matsumotoのシングル「Pre-Olympic」。Zaha Hadidのイメージが切なさを感じさせる、ゴージャスでリラクシンなユートピアサウンド

レーベル〈Roof Garden Records〉より、先日も紹介したバーチャル聴覚室EBM(T) のメンバーとしても知られるNozomu Matsumotoのシングルが公開。ダウンロード可能です。タイトルは「Pre-Olympic」。夢と消えたZaha Hadidの建築イメージを今あらためて眺めると、どこか切ない幻想性を感じます。 再生ボタンを押すと流れてくるのは、ゴージャスでリラクシンなユート…

現実の中にとうとう仮想現実が…。「Pokemon GO」でセルフィーに浮かれる海外の人々の反応

すでに海外では先行してリリースされている「Pokemon GO」ですが、プレイしている人たちがポケモンとの自撮りをシェアしまくっていて羨ましいです。とにかく楽しんでいますね〜。なんというか浮かれている感じが伝わってきて、とても微笑ましいです。 任天堂といっしょに「Pokemon GO」を作り上げたNiantic社は元Googleのプロジェクトで、拡張現実ゲーム「Ingress」をリリースしたことで…

異世界にはまり込む恐怖と快楽。ギーガの世界観を表現したFPS「Scorn」

たまにはゲームの話題でも。H・R・ギーガーのあの狂った世界観をまるっと再現してKickstarterで資金調達が失敗するも、あらたに資本を調達して開発に入っているというFPS「Scorn」。その再現度が本気過ぎて、プレイするのを躊躇してしまいそうなくらいです。2017年にプラットフォームはPCで発売されるようです。 プレイする自分自身が宇宙人という設定で、登場するキャラクターもものすごく異質なので…

アルゴリズムが作り出す新しい景色。Danelawの「QNAPP001」とレーベル〈quantumnatives〉について

超独特な世界観を持つレーベル〈quantumnatives〉のこれまた超独特なオフィシャルサイトから、Danelawによるリミックス集「QNAPP001」がダウンロードできます。フィーチャーされているのは、x/o、g0ren|dal、ornine、sentinel、Nico Niquo、Kepla。そして先日紹介したRenick Bellもいて、今エッジな表現をしている人たちが並んでいるという感じ…

Meishi Smileのアルバムより収録曲「Belong」のミュージックビデオが公開。光と闇の二重のものがたり。

ロサンゼルスを拠点に活動する中国/日系のアメリカ人Meishi Smileが、自身のレーベル〈ZOOM LENS〉よりニューアルバム「…Belong」をリリースしました。J-popシューゲイズ・エレクトロと称される彼の最新アルバム「…Belong」には、抑制された恍惚の美が存在しています。その世界観は光と闇、凶暴さとファンタジー、外交性と内向性、常に相反する二重の物語を感じ…

オンラインギャラリーcerma設立者のManuel Roßnerの新プロジェクトFloat Gallery。コンセプトは「現代のインテリア」

オンラインキュレーションという手法により、アートの概念をあたらしく更新しようという意欲的な展示「What we call sculpture」などをキュレーションし、大きな話題を呼んだオンラインギャラリーcerma。その設立者、Manuel Roßnerの新プロジェクトが立ち上がりました。その名も「Float Gallery」。cermaのサイトからこちらに移動するので、今後はこの名義での活動にな…

スタイルという呪縛からの解放。チェコのグラフィティクルーCREWAGAINSTPEOPLEについて。

先日は音のグラフィティについて書きましたが、今回は本当のグラフィティについて。紹介するのはCREWAGAINSTPEOPLEという名前の、グラフィティのクルーです。 彼らはチェコで活動しているグラフィティライターのようなのですが、その作品を知ることになったきっかけはベルリンの書店でこの書籍が目に飛び込んできたからでした。 http://crewagainstpeople.org/index.php…